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口腔顎顔面インプラント治療について  (6/6)

Ⅶ. 歯槽部仮骨延長  骨移植を必要としない骨造成法として、注目を集めている。現在日本で使用可能な仮骨延長装置としては、LEAD System(図55)、ACEオステオジェニックディストラクター、マイクロプレート型歯槽骨延長器がある。
 歯槽部骨切り後、延長用ロッドを植立、トランスポートプレートで骨切りブロックと延長用骨切りブロックと延長用ロッドを固定し、さらにベースプレートを下顎骨に固定する(図56)。
 粘膜の治癒後1日5mm~10mm患者自身で延長を行う(図57)。この間義歯の装用も可能である(図58)。約2週間で延長が終了し、初診時(図59)から約15mmの延長が可能となった(図60)。
 約1ヶ月後延長器の除去とインプラントの植立を行い(図61)、さらに3ヶ月後上部構造の装着を行い、患者の満足が得られた(図62)。

図55
図56
図57
図58
図59
図60
図61
図62
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