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学会理事長あいさつ

公益社団法人 日本口腔インプラント学会
理事長 渡邉文彦

 謹賀新年、皆様にはご健勝にて新年を迎えられたことと思います。昨年中は会員の皆様には学会活動に多大なるご支援を頂き、お礼申し上げます。本年も何卒宜しくお願い致します。
 公益社団法人 日本口腔インプラント学会は会員が国民の皆様に口腔インプラント治療を提供し、国民の健康維持、増進に大きな役割を果たすとともに、歯科医学における学術の発展に寄与しておりますが、本年は一層の活動を推し進めていきたいと思います。具体的な活動としては研修の拠点となる研修施設での専門医育成への認定研修カリキュラムの再構築を行います。認定研修は20数年前、会員の口腔インプラント治療技術の向上を目指し、臨床医の先生方が立ち上がり、研修施設の発足と認定研修をスタート致しました。現在、認定研修施設は臨床系が24施設、大学系が45施設で活動を行っております。この研修内容については各研修施設で2004年の口腔インプラントカリキュラムを基に構築、実施されておりますが、この20数年間にインプラントやこれに関連する治療法、インプラント治療材料等も新しくなってきました。また各研修施設での指導も独自なものとなってきました。この点からもう一度口腔インプラント専門医とは何か、専門医として何が必要なのかの到達目標、行動目標を明確にし、各研修施設での統一したカリキュラムの構築、研修を実施したいと考えております。
 これは専門医制度の見直しが医科を中心に行われており、その余波ではないですが、歯科の専門医制についても見直しがなされ、各学会からの出されている専門医制についてもどのような組織、機構で行うかが検討されております。現在いずれにしても、歯科口腔外科、歯科麻酔、歯科放射線、歯周病、小児歯科の専門医が広告可能となっておりますが、これを含め議論は混沌としております。現在広告可能な口腔インプラント専門医についても平成21年に日本歯科医学会、日本医学会の承認を得て厚生労働省に申請書類を提出しました。厚生労働省は関連団体、日本歯科医師会にこれについて意見を聞いておりますが現時点まで、度々の関連機関への働きかけは致しておりますが回答は頂いておりません。いずれにしても専門医制度が見直され、第三者機関が発足する場合でも、現在ある日本歯科医学会の専門医制度検討委員会が評価する場合でも広告可能な専門医承認の評価においては所属会員に対してどのような専門医研修が行われているかが評価対象となります。この意味からも評価機構が発足してから専門医研修を見直すのではなく、事前に現段階で整備しておくことが急務です。会員のなかには専門医になるためだけに学会に所属しているのではないとのご意見をおもちの方もおられると思います。また専門医申請の条件として各研修施設に所属しなければならない点から専門医取得に躊躇されている方もおられます。日本口腔インプラント学会は学会としての立場に立ってみたとき適切な口腔インプラント医療を国民に提供する使命が最も重要であります。このことから会員の皆様には是非標準的な口腔インプラント治療レベルの習得、専門医を取得して頂きたい。認定研修の制度についても全国どこにいても研修が受講できる幾つかの選択方法の具体的な提示を認定委員会が中心となり構築していきたいと考えています。
 本学会は14,000名を超える最大規模の歯科の学術団体であります。このことは臨床でも研究でも歯科界をリードするトップランナーである必要があります。会員の皆様の歯科界を牽引する認識を常にもち続けて頂きたい。

理事長 渡邉文彦


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